今年に入ってからの最大のテーマになっている、リングと「想い」の関係性。 制作する件数が多くなることで、色々なことがクリアになって言語化出来るようになりました。 そしてなかなかお披露目出来ていなかった、バースカラーを取り入れたピンキーリングプロジェクト。 インストラクターをしている吉田真由美さんのブログでは色々公開されていたのに、本体を作っている私が公開出来ていないという不手際をしておりました。 中間発表になりますが、形の詳細です。 【形の違い】 左側のリング 丸い輪(円)を繋いで作ったボディは、円=縁。 「ご縁が続くように」という”想い”で作りました。 面白いことに、コンセプトを伝えずに形を見た方からのコメントが、 ・メヴィウスの輪に似ている ・∞(無限大)のようにも見える といわれたことでした。 どちらの意味も「永遠」や「限りがない」というもの。 「続けたい何か」がある人に良さそうなデザインの用です。 右側のリング 大小のリングが連なったチェーンのリング。 「様々な繋がりがあるように」という”想い”で作りました。 立体感とボリュームがあるので、存在感が出るリングです。 【天然石の種類】 真由美さん監修のもと、12色を出来る限り揃えました。 ただ、いつも必ずある、とは限りません。 品薄になったり欠品になることもあるかと思います。 出来るだけ、納得頂ける色味をお探ししていますので、ご了承ください。 今のところ、こんな感じです。 気になる方は、リングのサイズをご確認しつつ、もう少々お待ちください。
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最近までずっとオーダーリングやセミオーダーリングを作っていて、色々と気づきがありました。 オーダーリングを作る時ヒアリングから始めるのですが、お客様によっては「こういうのが欲しい」、とデザインから指定される方もいますが、ほとんどの方が形より想いを話してくださいます。 どんな想いでリングを作るのか、考えやこだわりが鮮明であればあるほど、特徴のあるデザインになっていきます。 始めはふんわりとした”想い”が、色々な方向からお聞きすることで、大事なことの優先順位だったり考え方がクリアになってキラキラと輝く一つの”想い”になっていきます。 その原石である”想い”を大事に磨いて形に整える、それが自分にとって一番大事にしたい部分であることがわかりました。 まだ趣味程度にアクセサリーを作っていたころ、友達のために作る場合にその人の事をイメージしながら制作していました。 もしかしたら押しつけになるかな?、重たいかな?と、「想いを形にして渡す」ことに躊躇していた時がありました。 でも仕事として私の「想い」を込めたリングを作るようになってきて、その「想い」は必要な人には届くのかもしれない、と思うようになりました。 不特定多数の方に作るピンキーリングにも、”祝福”や”幸”が訪れるように「想い」を込めながら作ります。 小指の意味として結果に繋がった方もいらっしゃると思いますが、「想い」を受け取る事でも繋がるんじゃないか。 リングを買ってくださったお客様のお話をお聞きすると、そう思えてきます。 今つめているセミオーダーのピンキーリングは特定のお客様に対して作るようになるので、「想い」の行き先は明確になります。 ただお洒落な、可愛いモノを作るのも楽しい作業です。 でもそういうモノはどこででも手に入れられるモノかもしれません。 それよりももっと、お客様のプラスになる「想い」を形にしていきたい。 量産的なモノよりも、もう少しお客様に近づいたセミオーダー位だと「想い」をお伝えしやすいかもしれない。 実際どのような形でセミーオーダーを受け付けるのか、システム面が全く決まってないですが、やりたい方向が決まったのであとはやってみるだけ。 やっとすっきり動けそうです。 オーダーのアイテムを作るのが楽しいのは、同じ目的のものでもお客様によって込める想いが違うので、それを質問をしながらお聞きする事が出来るからです。 デザインのイメージが最初からある方もいれば、おまかせという方もいます。 ひときわワクワクと興味深いのは、エンゲージメントリングとマリッジリングのオーダー。 エンゲージメントリングは男性の想いの丈が詰まっているので、その想いがお相手に伝わるように、気を配ります。 女性の方からの注意点がある場合は、そこに再三注意を払います。 しかし、サプライズの場合は女性側の要望が見えないので、客観的にみた女性側からの意見もお出しします。 例えば、いつもつけててもらいたいと男性側が思っていても、立爪みたいに日常生活では使いにくいデザインの場合、その旨ご説明して使いやすいデザインをお薦めします。 また女性が着けたときにその方の指がリングとセットで素敵に見えるよう、手の大きさや雰囲気、指の細さや長さなどを考慮して最終的な形になります。 マリッジリングの場合は、お二人の共通の想いが形になるように、気をつけています。 見ている未来や共有したい想い、伝えたい想いや希望を形にするため、いくつかの質問をしていきます。 二人の関係はどんなか。 ・2つの物が1つになるイメージか ・2つの物が平行に並ぶイメージか 結婚したあと、二人が在りたい形は。 ・二人の間では ・外に向けては など。 質問をして話を詰めるのは、お二人の想いと、出来るだけ視点や価値観や視界を合わせるため。 見る場所や角度がずれると、景色が変わってしまって、見当違いなモノが出来てしまいます。 私が出来るだけ同じ景色を見れるように、確認しながら質問しています。 ありがたいことに、今のところ忍耐強くお付き合いしてくださる方々ばかりなので、助かっております。 一生に一度の事だから、妥協の無い、世界で一つのリングをご提供できるようにこれからも取り組めたらな、と思っています。 『Bee Dance』というシリーズがあります。 これは、「蜂がダンスでコミュニケーションを取る」という事からインスピレーションを得て、作ったシリーズになります。 蜂はダンスを踊ることで、同じ巣箱の別の蜂に色々な情報を伝えます。 その時のダンスが8の字ダンス。その8の大きさをかえることで、例えば蜜の取れる花の位置などを伝えるそうなんです。 初めて知った時は、そういう意味があることに驚きました。 8の字の輪の大きさを蜂のダンスの様に変えてシルバーのワイヤーを成形してパーツを作っていきます。 横に長い情報をくるっと丸めて、情報を内包しているような形にして繋げていきます。 パーツは向きにより見え方が変わるので、同じパーツなのに別の物のような錯覚を受けます。 まるで情報を数珠繋ぎにしているようです。 パーツは細いシルバーの線材から1つ1つ作っているので、とにかく軽い着け心地です。 作るのは細かい工程が多いのですが、まるで知恵の輪を繋げているようで気が抜けません。 そして長いイヤリングもラインだけが見えるので、軽やかに動き、重たさを見た目で伝えません。 これは、「視覚で伝える情報と身に着けた時の情報の差異が出来るだけ無いよう」に、という思いがあったからです。
見た感じは軽そうなのに、実際に着けてみたら重かった。 そういう残念な思いが湧くのは、自分が当事者でもがっかりします。 なので、「長く、ボリュームがあるのに、軽く、存在感が強すぎない」というお題を中心に、特にイヤリングをお使いの方が、1日使っても負担にならない重さってどのくらいなのか考え、自分で1日着けて痛くないか、邪魔にもならないか、実験をしました。 自分評価ですが、実験をしてみて大丈夫ではないか、と確認をしたので、軽さを求めるお客様にお薦めします。 確かに、見た目の斬新さや動きの面白さを中心にしたものをあります。 それぞれのコンセプトを生かした形や重ささえも楽しんでいただければ、と思っています。 でもニーズがあれば兎に角出来るだけご意向に沿いたい、という思いもあります。 だからご相談は大歓迎なんですよね。 以前見た風景や印象に残っていて、ふとしたきっかけでフラッシュバックのように光景が甦る事ありませんか? 今日橋を歩いていた時、川の中を泳ぐ魚の群れを見ました。 その時思い出したのが、以前見た水族館での魚の群れの美しさ。 海面からの光を受けて銀色の体がキラキラ光り、先頭の魚に倣って移動する。 まるで軍隊みたいな、ダンスをしているような、光景でした。 もともと形や動きに特徴のある海中の生き物が好きだったので、形を作るアイディアだ出しやジュエリーのモチーフに使っていました。 でもその時は一匹の魚、として使っていました。 しかし群れの迫力と美しさをみて、コレを再現したいと思いました。 形を作る上で気をつけたのが、魚の様なシャープな動きと全体像。 モチーフが縦長だと全体的にすっきりとして見えるし、一番長くして使うと頭からすっぽり被れて楽々着脱が可能。 そのままではシルバー1色なので、”少し硬い感じに見える”と思われるなら、開いた胸元に鎖骨ちょっと長めのネックレスを合わせて重ね付けをすると、遊び心が見えてカジュアルダウン出来ます。 あわせるネックレスによってイメージは変えられるので、セミフォーマルの装いにちょっとかっこいいスタイルが好きな方にお薦めです。 パーツを作っている時はハンマーでガンガン金属を叩いているので、ガテン系の職種だな、と思うくらいパワーメインの作業です。 パーツが繋がって形になってきて、やっとイメージらしくなってきます。 魚が左右に体を揺らして泳ぐ時の輝きのように、胸元で動いて光を反射する姿がシンプルなのに存在感がある。 また揺れる姿がダンスを踊っているようなので、「Fish Dance」と呼んでいます。 シルバーのマットな輝きを取り入れたいなら、お薦めです。 本日DM届きました! 来年最初の展示を銀座の『のばな』さんで行います。 「初春のジュエリー展」というグループ展で、1月6日から11日まで開催されます。 イギリスに居た頃、日本のギャラリーはすごい敷居が高い場所、と思っていました。 イギリスだと、「何か面白いモノ、他に置いていないようなモノを探しに行く場所」という感じでした。 ショップとしてのオープンさがあります。 日本だと、「絵画や工芸品などの作品を展示する場所」という感じがしていました。 「買いに行く」よりも「観に行く場所」という感覚があります。 それまでに行ったことのあるギャラリーがそういう場所だったからかもしれませんが。 また、知っている人ならともかく、看板に気が付いてパッと入るのに勇気がいるような、ちょっと閉鎖的な感じがしていました。 ただ銀座は場所柄か、沢山ギャラリーがあり、ギャラリ―事に扱っている作家やアイテムが違い、見て回ると面白い事がわかりました。 実際に行って見てみると、制作者の方がいてお話を聞くことが出来たり、使いやすそうな面白いモノ、手で触れてみたくなるモノまで多種多様なものがあります。 私もたまたま知り合いが展示をするので誘われて、初めてギャラリーを訪れた時に意外にオープンなところ、面白いモノを扱っておられるところに驚き、時間がある時にはお邪魔するようになりました。 見た事の無いような技術や形や素材を見れるので、創作意欲を刺激されに行く部分もあります。 今回、8人参加という事もあって、沢山は出しませんが、今まであまり作ったこと無いものを中心に出展します。 POPUPではなかなか出せないような、面白い形や動きなど、試してみたかったものを只今大放出中です。 早く完成させていきたいです! ▲日時:2020年1月6日(月)~1月11日(土) ▲場所:東京都中央区銀ア2‐4-1 銀楽ビル2階 のばな Art Work in GINZA 〈エレベーター正面〉 ▲Tel:090-6547-2543 ▲概要:初春に、ジュエリーとクラフトの作家8人がコラボします。 かけがえのない貴重な作品をお楽しみください。 ▲在来日:まだ決まっておりませんので、後程またご連絡いたします。 もしくは指定頂いてもかまいません。 #制作の事 #興味の種 #ジュエリーの話
以前、ライブで受けるパワーが計りしれない、という話を書きましたが、 ライブはやはり良かったです。 前々から興味のあった講座に参加するため、朝早く起きて行って来ました。 講座をライブで聴く利点は非常に大きいと思います。 学生の頃、講義を録音して後でもう一度聞いたり、ここ何年かでも録画された講座を聞く機会があったけれど、その講座への自分の思いが強いなら、ライブをお薦めしたい。 その時だけの新鮮な内容や流れ。 講師の”伝えたい”という思いをあちこちで感じます。 たぶん思いの熱量が目で見えるのも得がたいものなんだろうな、と思います。 またそこで初めて会う方との意見交換や交流で、自分には無い視点や考え方に触れられるので、新しい気づきが得られる。
しかもそこでの繋がりが、次に繋がっても行くので、自分の世界を広げられる。 こういうのをご縁というのでしょうね。 講座の中での話で、自分から溢れ出たモノが自分に返ってくる”循環”の話がありました。 その時はそのままを理解したのだけど、帰り道、お久しぶりな人から連絡が入って、ハッと理解が深まりました。 エンゲージメントリングを作って欲しい、という事でした。 共通の友達の結婚式で私が作ったマリッジリングを見てくれたらしく、それを気に入ってくれて、の依頼でした。 彼らと知り合ってから大分経ちますが、歩んだ道のりにあった(すべてではないけれど)色々を知っているので非常に感慨深い思いです。 ”相手を思う思いを形にする” ために、伝えたい気持ちを私なりに理解して、形に起こしていきます。 それぞれ伝えたい思いの一番大事なところが違うので、一つとして同じ形にはなりません。 だから作らせて頂いたものを見て気に入って頂けた、というのは非常にうれしい事なのです。 普段作るものも気をそらさないよう、気持ちを落ち着かせながら制作していますが、オーダーの制作にはさらに強い思いを傾けます。 思いが形になって人に渡り、形になったものを見て他の人が返ってくる。 循環って、こう言うことね、と思いました。 思いをバトンのように繋げていけるのがオーダーの魅力。 特別な目的以外でも、ちょっとしたことを形に出来るオーダーという手段がもっと沢山の人が利用出来るようになれば、と思います。 何か使いやすいシステムが作れるよう、研究していきたいです。 #デザイン #オーダージュエリー #お薦め #制作の事 もうすっかり習慣となってしまっておりますが、私はどうやら周りをきょろきょろ見回しながら歩いているようです。 というのも、注意をひくものがないか、探す癖がついてしまったようです。 朝アトリエに行くのに片道20分くらい歩いて駅まで向かいます。 毎日同じ道ではなく、路地を気がひかれるまま曲がってみたり、いつもよりちょっと先の信号機を渡ってみたり。 自転車でお使いに行くときは特は、かなり知らない道を選んで通ります。 そんなことをしていても、そこまで道草を食って時間をかけているわけではないですが、 「沢山の面白いもの」が落ちています。 身の回りで言うと、植木も面白さを与えてくれるものです。 見た目の形もそうですが、伸び方や質感、生え方など、それぞれが違っているのが面白いところ。 また自分が起こした行動で生まれた偶然も面白く、先日はお風呂の後に何気にかけたタオルの作ったドレープに惹かれてパシャリ。 思ってるよりもはるかに面白いものが身近に落ちています。
そういうモノがヒントになってデザインの種になっていくのです。 あとは種がどれだけ芽吹くかですね、まずは実験してみましょう。 #デザイン #MY STYLE #やりたい事リスト #制作の事 #興味の種 アクセサリーに興味を持ち始めたのは、母方の祖母のジュエリーボックスを見始めてから。 しかも、壊れたジュエリーやアクセサリー、旅行で買ったピンズ等をまとめてあったボックスでした。 綺麗に箱に収められているよりも、色々な色味やどう使われていたかわからないようなパーツがごちゃっとしている感じがとてもわくわくしました。 自分でアクセサリーを買うようになったのは高校を卒業してから。 それまでは、頂いたものや譲られたもので十分でした。 自分で購入するようになったのは、バイトで収入が入るようになってから。 行動範囲も広がったので、商業ビルからデパート、美術館のショップ、色々なところでどんなアクセサリーに興味があるのか、物色して回りました。 ネックレスはファッションを追っているものか、輸入されたものか、ユニセックスのものか。 割と”どこかで見た気がする”というものが多く、なかなか”ずっと着けてたい”、と思わされるものが見つかず、不満を抱えていました。 そんなときアンティークマーケットで、色々な洋服に形をアレンジしながら着けられ、他に無いようなデザインを持ったシルバーのネックレスを見つけました。 そのネックレスを手にした時、色々な洋服に合わせている自分を想像してデザインと機能の素晴らしい融合に驚きました。 洋服のネックラインに影響されるネックレス。 長ければ全体のバランスをみながら、締まる長さに調整する用に使い、 ネックラインに着けるネックレスの場合は、ネックラインの開き具合、と顔とのバランスを見ながその都度長さや雰囲気を変えることが出来るのです。 こういう多機能の商品がもっとあったら、”何を付けたら良いのか迷ってしまう”と言う人にもハードルを低く、使っていただけるのではないかと思います。 普段ジュエリーを身に着けない方は、全体的にシンプルな装いをされている感じです。 不要なものは身に着けたくない、だから割とメイクもナチュラルな感じにされていたり。 そんな方も、一本ネックレスか耳周りのものを着けるだけで色がつきます。 カラーストーンの色あわせが苦手だったら、ゴールドかシルバーでも良いと思います。 顔周りが苦手なら、長いものから使っていって、徐々に顔に近づけていくことも出来ます。 金属は反射してお顔周りに光を集めるので、金属の利点は限りなく、デザインによってお修理がほぼ可能です。 ジュエリーを着けると言う事は、「塩」みたいな感じです。 全体を〆てバランスをとる。 自分で自分を見るより、客観的にみてみると、塩の利き具合、塩梅がわかるかもしれません。 良い塩の使い方、したいですね。 私もまだまだ勉強せねば、と思っております。 #Life#デザイン#制作の事 先日いつもお取り扱いを頂いているショップから、お客様から修理のお問い合わせがありました、と連絡が来ました。 リングが歪んでしまった、という事。 よっぽどのことがない限り金属は修復可能なので、お預かりすることにしています。 送られてきたリングはシルバーと10金のリングを横並びにして円形にしたピンキーリングが横から押したように楕円形にひしゃげていました。 自分でもやることですが、ジュエリーを落とした拍子に踏んでしまったり力をかけすぎて曲げることもあります。 普段から使っていただいていたら、何かあって当然です。 しかし添えられたお手紙を読んで綴られている内容に、はっとさせられました。 ご自分へのご褒美に、と今までリングを数本お買い上げいただいていた事。 大人の自転車に乗ったよそのお子さんが自転車ごと倒れそうになったので咄嗟に自転車を支えたけれど、重さで手の甲が自転車の下敷きになってしまったのに無傷だった。 驚いていたら小指のリングが抜くのが大変なほど歪んでいて、もしリングが無かったら自転車の金属が当たってけがをしていたかもしれない。 リングが庇ってくれたように思うので直して欲しい。 という内容でした。 お怪我がなかったことが一番安堵したところですが、リングの役割に思うところがありました。 「ピンキーリング」の意味 ”幸せは右の小指から入って左の小指から抜けていく、だから左の小指にリングを着けて逃げないように蓋をするといい” 私が最初にピンキーリングを知った時に聞いた話です。 他にも指自身の意味があり、左手小指はチャンスをつかみたい人、右手小指は自分をアピールしたい人におすすめの指です。 その意味を後押しするために、ラッキーチャームのモチーフや良い意味の言葉をデザインに落とし込んでいます。
身に着ける御守りの類のものは科学的な根拠はありません。 だから身に着けたからといって、確実にこうなる、という確証はないのです。 では効果を上げるにはどうしたら良いのでしょう。 私は”信じる気持ち”が大事ではないかと思います。 他のお客様からの声に、”絶対に幸せを逃したくないから、決断の記念に、リングの意味に共感して、購入した”とありました。 そして実際叶ったことをご報告いただきました。 ただファッションとして身に着けるのではなく、意味も意識するとリングを見るたびに購入した時の思いが潜在意識に働きかけられ、効果が上がると思います。 また常に身に着けている事をお薦めする理由が2つあります。 1つ目は、シルバーの変色防止。 シルバーは身の回りの硫黄成分で化学反応を起こして黒ずみます。 毎日の生活洗浄(手洗い、食洗、入浴)でそれが防止できます。 2つ目は、育てるため。 シルバーは特に経年変化がわかる素材です。 時間がたつ間に柔らかい発色になっていきます。 またリングに限らず、”お守りの様に身に着けているモノ”は災いをよける場合があるという事。 今回お直ししたお客様のリングはこちらにあたるので、と思いました。 ”ずっと身に着けていたネックレスが突然壊れた、いつのまにかリングが無くなっていた、チェーンが切れた”など。 このようなお話は意外とあって、やはりそういうことはあるんだな、と毎回驚かされます。 ジュエリーを作るとき、私の手を離れた後にどのようにお客様が使われるかに非常に興味があります。 私が気が付かない使い方や意味を見つけられるんじゃないか、どんなお洋服に合わせるのか。 予想を超えて、美しく楽しそうに自分らしく使って頂けたら最高に嬉しいです。 #制作の事 #ピンキーリング #シルバージュエリー |