月曜日に終了してしまった国立新美術館で行われていた「カルティエ、時の結晶」展。 どうしても時間がとれずに滑り込みで日曜日に観て来ました。 会場内に入るまでに60分待ちでしたが、あまりに凄くて鳥肌が立ちました まず最初に、”ミステリークロック”という針が通常の動きと違う動きをする時計や、どこにオリジナルの文字盤があるのかわからない、プリズムの効果を利用した時計などから始まりました。 使っている素材の贅沢さや細かな細工の技術の高さなど、流石だと思う一方、何でこんなに面白い仕掛けを入れたんだろう、という驚きがありました。 ただの宝飾的な時計と思いきや、からくり時計のような遊び心満載でした。 他にも数々あるジュエリーは、特徴や使われている技術を追っていくと芸術作品としか言えない、と思いました。 繊細さを表現するために、新素材を使う柔軟さ、かっちりした金属の中に意外な動きを取り入れた遊び心。 色々な国の伝統技術を取り入れて、”らしさ”になるまで落とし込む応用力。 ”象徴的”と言われるくらいまで形にする大胆さと探求心。 身に着けた感想は正直どうなんだろうな、と思いますが、1つのオブジェとして神業的な高い技術を持った職人がいるから生み出されたモノ。 本当にこういう技術は守られるべきだな、と思いました。 貪欲なまでの美の追及。 展示は終了してしまっても、まだどんな内容だったか見ることのできる、素晴らしいサイトもチェックしていただきたい。 カルティエ、時の結晶ぜひ!
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