もうすっかり習慣となってしまっておりますが、私はどうやら周りをきょろきょろ見回しながら歩いているようです。 というのも、注意をひくものがないか、探す癖がついてしまったようです。 朝アトリエに行くのに片道20分くらい歩いて駅まで向かいます。 毎日同じ道ではなく、路地を気がひかれるまま曲がってみたり、いつもよりちょっと先の信号機を渡ってみたり。 自転車でお使いに行くときは特は、かなり知らない道を選んで通ります。 そんなことをしていても、そこまで道草を食って時間をかけているわけではないですが、 「沢山の面白いもの」が落ちています。 身の回りで言うと、植木も面白さを与えてくれるものです。 見た目の形もそうですが、伸び方や質感、生え方など、それぞれが違っているのが面白いところ。 また自分が起こした行動で生まれた偶然も面白く、先日はお風呂の後に何気にかけたタオルの作ったドレープに惹かれてパシャリ。 思ってるよりもはるかに面白いものが身近に落ちています。
そういうモノがヒントになってデザインの種になっていくのです。 あとは種がどれだけ芽吹くかですね、まずは実験してみましょう。 #デザイン #MY STYLE #やりたい事リスト #制作の事 #興味の種
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年末に向けて、クリスマスやパーティー、自分への一年間のご褒美などが多くなるシーズンに入ります。
ジュエリーもお買い物リストに入っている方は多いのではないでしょうか? ではでは皆さま、何を基準に買われますか? 一目惚れ、流行、誰かが着けていたから、憧れていたもの、など理由は無限大です。 以前アンティークのネックレスのお話をしたと思いますが、私は「買い手」として、「デザインと機能」を基準に選ぶ事が多いです。 自分のニーズを満たす機能を持っていて、しかも、デザインが今のファッションに沿ったものじゃなく、少なくとも5年は美しいと感じられる物。 これは私が「作り手の視点」も持っているからかもしれません。 私のデザインの基準は「機能=動き」と捉えているところです。 「動き」がある利点は、カスタムできる事。 女性の洋服の特徴である、ネックラインのバリエーションや様々なシーンに合わせて、使い方を幾とおりに変えられるように対応したい。 また、1年で終わるファッションではなく、5年、10年と使っていただきたいので、流行に流されないデザインであること。 そして年月で変化していく体の変化にも対応出来るものだったら、馴染んだ使い方が出来るのではないか、と思います。 例えば、作り替えなくてもある程度「サイズ調整ができるリング」や1本のロングネックレスで 長さを変えて、痩せてしまった首周りにボリュームを足したり減らしたり出来るようなネックレスなどなど。 「あったらいいな」を探しているお客様の話を聞くと、色々な問題点にたどり着きます。 「そう、こんなの探していたの!」と言っていただけるような物を作れたら良いです。100%そうならなくても、寄り添える物を。 #デザイン #MY STYLE #やりたい事リスト #ジュエリ―の話 前回のピアスの話の別件があったので、追記です。 耳物アクセサリー、ピアスやイヤリング、うまく選ぶと非常に良い効果を出してくれます。 なぜなら、最初に顔を合わせたら見る、顔の一部だからです。 イメージを作るため、顔を明るく見せるため、気分を表現するためなど、色々な事を表現できるツールの一つとして使えます。 小さなピアス/イヤリングに比べて、少し存在感がある位の大きさ(3cm位から)の物を推すのには理由があります。 TPOにもよりますが、小さく主張が小さいものは、着けている効果があまりありません。 人の脳は動きや光に反応します。 明るめの色味や反射する素材のものは顔のお色身を引き上げ、明るく見せます。 また動きは視線を捉えるので、人の注意を惹きつける事が出来ます。 お仕事からプライベートで雰囲気を変えたい時では、色や大きさ、素材の違うものに付け替えるだけで、洋服の印象を変えてくれます。 他にも、顔の形にあったモノを選ぶと、モノとの対比で目の錯覚により、小顔に見せる事が出来るようです。 一般的に理想の顔の形、といわれる卵顔に近づけられるような形が効果的なよう。 丸顔には縦ラインが輪郭をカバーするので、縦に長く、揺れるタイプにすると、重心が下に下がります。 面長には耳に沿うような横に大きいボリュームタイプをだと耳の周辺に重心が引き上げられます。 ベース型には丸く横にボリュームがあるものだと。輪郭を和らげる効果が。 逆三角形にはフープや大振りの揺れるタイプを使うと、動きがシャープさを緩和するようです。 どれに使用か迷ったら、参考にしてみてください。 普段「目立つのが嫌い」「派手に見える」と大きめサイズを敬遠していませんか? まずは自分の顔にどんな形が合うのか、試してみるのが良いです。 「とって着けたような雰囲気を感じないもの」が一個見つかると、次に選ぶのも選びやすくなります。 せっかくの効果、試してみませんか? #ピアス/イヤリング #Life 好きになった物から影響を受けて、それが今も続いている、ということはありますか? 私は映画を観に行く事です。さらに言うと、短観映画を観に行くのが好きです。 社会的なものや独創的なもの、色々な国の様々な人の生活やストーリを垣間見ると、色々なイメージが沸々と湧き上がってきます。 内容もさる事ながら、ファッションを見るのもとても好きです。 学生の頃は特に、つけているピアスやイヤリングに憧れを持っていました。 イヤリングを着けたいけど耳たぶが厚めなので、つるっと滑って取れやすかったり、取れないようにきつくすると、今度は頭痛がしてきたり。 そんな事からピアスを開けたいと思うようになりました。 耳に圧をかけるとなぜ不調をきたすのでしょう? それは耳には体の色々な部分に繋がっているツボが沢山あるから。 私はちょうど頭に繋がるツボを押していたんですね。 その事を知っている父親に随分反対されましたが、比較的安全な部分に穴を開けることで許してもらいました。 無事に開けられた後、困ったのがイメージしていたピアスがなかなか無かった事です。 メイクが苦手で暗い雰囲気になりがちだったので、パッとした大き目のピアスが理想でした。 無ければ作る、その頃少量から購入できるパーツ屋さんや輸入物のパーツを取り扱うお店が増えたので、基本的な材料や道具、知識が割りと簡単に手に入りました。 パーツをの組み合わせ方をどんどん複雑にしていきましたが、”あるパーツを組み合わせる” よりも、”パーツから作る” 事でさらに”理想に近い物作り” がしたくなりました。 小さなピアス/イヤリングに比べて、少し存在感がある位の大きさ(3cm位から)の物を推すのには理由があります。 TPOにもよりますが、小さく主張が小さいものは、着けている効果があまりありません。 人の脳は動きや光に反応します。 明るめの色味や反射する素材のものは顔のお色身を引き上げ、明るく見せます。 お仕事からプライベートに移動する時では、付け替えるだけで洋服の印象を変えてくれます。 また動きは視線を捉えるので、人の注意を惹きつける事が出来ます。 そして顔の形にあったモノを選ぶと、モノとの対比で目の錯覚により、小顔に見せる事が出来るようです。 普段「目立つのが嫌い」「派手に見える」と大きめサイズを敬遠していませんか? まずは自分の顔にどんな形が合うのか、試してみるのが良いです。 「とって着けたような雰囲気を感じないもの」が一個見つかると、次に選ぶのも選びやすくなります。 せっかくの効果、試してみませんか? #Life #MY STYLE #やりたい事リスト #ピアス/イヤリング 昨日は祖母のジュエリーボックスの話でしたが、実は他にも悩みがありました。 母方の家系はみな手が大きく、祖母、母、私を並べると、一番背の低い祖母が一番大きな手を持っていました。 私の手のサイズは、 約19x11cm 、節が骨ばっているので、リングサイズが一番、太い中指は16号くらい。 ちなみに、女性平均は12~14号、男性平均は15号~16号くらい。 なので、かなり大きいです。 高校生のとき、私の手はすでに男子生徒と同じくらいの大きさでした。 しかも指が骨ばって太いので、女性向けのお店では華奢すぎて、サイズがありません。 使えたのは男性向けのごつくてどっしりしたリング。 こういうのが欲しいんじゃない・・・と言う不満がありました。 祖母は1年に1回は必ず海外に旅行に行っていたので、女性用の大きなサイズでエレガントなフォルムのリングを母用にもお土産として買ってきていました。女性がつけても大きすぎず、重すぎづ、ごつ過ぎないので、ファッションリングとして色々なシーンで使用していたのを覚えています。 欲しいのにない、だから、作ってしまえ。 そう思って学んだシルバースミスやジュエリーメイキングの技術ですが、沢山の方のお話を聞く中で、リングで困っているのはどうもサイズの問題だけではない、と言う事がわかりました。 年齢を重ねていくと体内の作用で、色々な症状が体の表面に出てきます。 ある女性は朝起きると指が浮腫んでいるので、マリッジリングをづっと着けていられない、と言っていました。 一日の中でも”むくみ”のアップダウンがあるので、大きなリングを買って調整しているようでした。 またある方はお仕事柄指を多く使っていたので、太くなってしまってリングが欲しいけど、入るかどうか、試すのが怖い。 逆に、体がやせてきたら指も細くなってしまって、手持ちのリングが大きくてほぼ使えないことも。 手が大きく指が太くてリングが入らない事は、生まれもってでた部分もあるので、サイズを大きくして対応出来ます。。 しかし、病的なものになると、常にクリアしなければならない問題がネックになって、気分を明るくするはずのリングなどのジュエリーを着けたいけど諦める、ようにはなって欲しくないです。 だから永く使えるデザインであること、年齢の問題に負けないジュエリーである事が、これからの課題かもしれない、と思いました。 #リング #Life #MY STYLE アクセサリーに興味を持ち始めたのは、母方の祖母のジュエリーボックスを見始めてから。 しかも、壊れたジュエリーやアクセサリー、旅行で買ったピンズ等をまとめてあったボックスでした。 綺麗に箱に収められているよりも、色々な色味やどう使われていたかわからないようなパーツがごちゃっとしている感じがとてもわくわくしました。 自分でアクセサリーを買うようになったのは高校を卒業してから。 それまでは、頂いたものや譲られたもので十分でした。 自分で購入するようになったのは、バイトで収入が入るようになってから。 行動範囲も広がったので、商業ビルからデパート、美術館のショップ、色々なところでどんなアクセサリーに興味があるのか、物色して回りました。 ネックレスはファッションを追っているものか、輸入されたものか、ユニセックスのものか。 割と”どこかで見た気がする”というものが多く、なかなか”ずっと着けてたい”、と思わされるものが見つかず、不満を抱えていました。 そんなときアンティークマーケットで、色々な洋服に形をアレンジしながら着けられ、他に無いようなデザインを持ったシルバーのネックレスを見つけました。 そのネックレスを手にした時、色々な洋服に合わせている自分を想像してデザインと機能の素晴らしい融合に驚きました。 洋服のネックラインに影響されるネックレス。 長ければ全体のバランスをみながら、締まる長さに調整する用に使い、 ネックラインに着けるネックレスの場合は、ネックラインの開き具合、と顔とのバランスを見ながその都度長さや雰囲気を変えることが出来るのです。 こういう多機能の商品がもっとあったら、”何を付けたら良いのか迷ってしまう”と言う人にもハードルを低く、使っていただけるのではないかと思います。 普段ジュエリーを身に着けない方は、全体的にシンプルな装いをされている感じです。 不要なものは身に着けたくない、だから割とメイクもナチュラルな感じにされていたり。 そんな方も、一本ネックレスか耳周りのものを着けるだけで色がつきます。 カラーストーンの色あわせが苦手だったら、ゴールドかシルバーでも良いと思います。 顔周りが苦手なら、長いものから使っていって、徐々に顔に近づけていくことも出来ます。 金属は反射してお顔周りに光を集めるので、金属の利点は限りなく、デザインによってお修理がほぼ可能です。 ジュエリーを着けると言う事は、「塩」みたいな感じです。 全体を〆てバランスをとる。 自分で自分を見るより、客観的にみてみると、塩の利き具合、塩梅がわかるかもしれません。 良い塩の使い方、したいですね。 私もまだまだ勉強せねば、と思っております。 #Life#デザイン#制作の事 突然ですが、古いものはお好きですか? 古いものというのは中古という意味ではありません。 アンティークやヴィンテージと言われる物です。 アンティークとは、「製造されてから100年以上経過した手工芸品、工芸品、美術品」といったもの。 これは、アメリカが1934年に制定した通商関税法の中で定めました。 またヴィンテージとは、100年以下の物に対して使う場合もありますが、基本的に20-50年前のアイテムに使う言葉です。 私が始めてアンティークの物に魅かれたのは、お店で使われている椅子を見た時でした。 滑らかな背の曲線と足のカーブがなんとも美しくて、いつか欲しいな、と思っていました。 アンティークに惹かれるのはなぜか? それはその物自身がストーリーを持つからです。 今に至るまでに得た色味や滑らかな手触りなど、同じ時代の物とも違う唯一さ、というような。 前出の椅子ですが、私が良いな、と思ったのはミヒャエル・トーネットのNO.14 と呼ばれる椅子でした。 蒸気によって木材を曲げる技術を開発したトーネット社によって、1859年より製造され、多くのレストランやカフェで使われた、いわゆる大衆的な椅子です。 偶然見つけたアンティークショップで購入しましたが、よく見ると背あての部分に少し修復された後がありました。 大衆的に使われた椅子は乱雑に扱われることも多かったと思います。 でもこのように丁寧に修復されていると、これからも丁寧に使っていこう、という想いにさせられます。 ロンドンのアンティークマーケットに行った時の事です。 「サフィレット」と呼ばれるラインストーンを使ったジュエリーを扱っているお店の女性店主も ”そのものが過ごしてきた時間を楽しむといいわよ。”と言っていました。 「サフィレット」はチェコのヤブロネッツ地方で1900年代初頭までに作られた変色ガラスの1つでサファイアブルーのガラスにゴールドを混ぜて作られた、とされています。 非常に短い間だけ製造されていたことから、限られた数のみ流通しているという事でした。 また、隣のお店ではアンティークのボタンを扱っていて、金属性、プラスチック製、木製、ハンドペインティングの物などがありました。 その中で驚いたのが、アジア風の陶器の物があったことです。 聞くと、19世紀初頭に日本から輸入された薩摩焼のボタンだという事。 直径2.4㎝の中にハンドペインティングの藤が色鮮やに描かれています。 ヴィンテージからアンティークになるに従ってどんどん数も減り唯一の物になってきます。 しかし、ただの物でなく、”存在する過程でその物が巡ってきたストーリー”を見るのが楽しくて、アンティークやヴィンテージの物を見に行くのをやめられません。 家族に伝わっている物を使うと、”どんな時に使ったかを思い出すから、大事に使っている”と聞いたことがあります。 新しいものは手軽で買えもきくし、どんどん便利になってきています。 その中で、気に入った唯一の物を見つけて自分ならどう使ってみようか、と試しながら使ってみると意外な楽しみ方が出来ると思います。 誰もが持っている無難な物を使うのもいいですが、自分しか持っていないかもしれない、唯一の物、を見つけて使い方を模索してみるのも面白いと思いませんか? ちなみに昔マーケットで買ったミニチェスト、実は「パイプ置き」という目的が1つの物。 見た目が好きなので、まだまだ何を収納するのがちょうど良いのか、模索しながら使っています。 #MY STYLE #アンティーク 「MADEMOISELLE PRIVE」マドモアゼル プリヴェ展に行ってきました。 直訳すると、「マドモアゼルのプライベート」という意味でしょうか? パリのクリエイションスタジオにあるそれぞれの場所と、メインの5色をリンクさせてコレクションの一部、香水、ジュエリー、イメージボードが展示されていました。 開場に入ったところからすでに”写真でみるアトリエの雰囲気”と”香水の香り”で「シャネル」のリアル感が増しました。 シャネルのクリエイションを代表される色は、White, Beige, Black, Red, Gold。 それぞれの部屋がその色であふれていました。 普段、オートクチュールの洋服など見る機会はないので、近くで見ると、1つ1つの装飾の細かさ、ボリューム感、統一感が凄い。 どうやって作ってるんだろう、と見つめてしまいます。 またイメージボードがコレクションの傍に置いてあったのですが、そちらもコレクションに合わせて作られているので、とても細かい。 会場内ではアプリを使って解説やスタジオの風景、ジュエリーや香水のストーリ―が見れるので、それを見つつ聞きつつしながら会場を回りました。 「神は細部に宿る」という言葉がよぎりました。 ドイツのモダニズム建築家、ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。 ”ディティールにこだわってこそ、作品の本質が決まるので、 細かいところまで気を使わなければいけない” 1つ1つの刺繡からブレーディング、ジュエリ―の形や使い方に至るまでの”妥協の許さなさ”が共通する、と思いました。 これは、別館に用意されていたシネマで詳しく見ることが出来ました。 「INSIDE CHANEL」ではシャネルの人生からどのように歴史を構築していったか、を沢山のショートフィルムで見ることが出来ました。 見るごとに、彼女の情熱の傾け方に驚きました。 クリエーションのためにおこなった、デッサンやイメージサンプル、マテリアルが壁面に展示してあった箇所が1番気に入りました。 シャネルの歴史を全部見れるわけではないですが、彼女のプライベートな部分に入り込んだような面白さがありました。 もうじき終わるので、気になる方は、ぜひ! #デザイン #Life #お薦め #ジュエリーの話 今朝お昼のお弁当を作っている時の事、お野菜を切ったその包丁がツイっと左手人差し指に触れた途端に、チリっと痛んで切れました。 定期的に研いでいた菜切り包丁なので切り口もシャープ。 皮を上から押すと傷口がわからなくなりそうでした。 毎日料理する方にとって、包丁は大事なツール。 切れ味が良かったら見た目もキレイに手際よく下ごしらえが出来ます。 私はトマトがすっ、と切れないのがイヤなので、定期的にトマトを切ってチェックします。 切り方にもよりますが、たまねぎを切っても目が痛くなることはありません。 いつも使うものを「良い状態」にしておく、それだけで毎日の生活が楽で快適になったりします。 シルバーースミスのトレーニングのため、ロンドン郊外の工房に居た時のこと。 「自分が使う道具がいつも良い状態であるように、いつでも使えるように保存しておきなさい」 と、先生に繰り返し言われていました。 シルバーを叩いて様々な形を作るのに必要なものは、スチールのハンマーやステーク(色々な形のスチールの塊)。 ステークの上にシルバーを載せてとハンマーで叩くと、両方の金属の表面がシルバー表面に転写されます。 両方の金属の表面が傷なくつるんとしていたら、シルバーの表面も同じようにつるんと鏡のような表面になります。 逆に、両方の金属の表面に傷があったり錆びていると、その部分がシルバーに転写され、ガサガサとした表面になります。 最終的に表面を滑らかにするためにヤスリで表面を磨きますが、形作る段階で滑らかな状態に出来ていたら、その後の作業が短くなります。 省ける時間は出来るだけ省くため、日ごろからお手入れをしておくと、自分が楽になる。 これは日ごろの生活にも直結します。
私はお料理が好きなので、包丁は一番気になるところ。 切れ味が悪いと、すぐ砥石で研ぎます。 仕事で使う道具も、気がついたら交換したり磨いたりしています。 毎日使うものをいつも良い状態に保っていると、時短にも繋がります。 かくいう私は、自分が大事にしている物や箇所は気にしていますが、そうでない部分には、ほとんど手が回っていません。 年末に向けて、”いつも気持ちのいい状態”にしていけるように、今から手を広げて行こうと感じました。 #Life #シルバースミス 数日前の事、朝顔を洗っていたら、いつもはめているはずのリングが指に無いことに気がつきました。 慌てて記憶をたどっても全く記憶になく、前日の行動を振り返るだけでした。 結局、前日に洋服を入れた引き出しの服の間に挟まっているのをみつけましたが、コレもあまり記憶に残っていなかったのです。 意識せずに行動して後で気がつく。 私はジュエリーをはずす時にたまにやってしまって後で慌てます! 当たり前の行動だから無意識に行ってしまう。皆様もお気を付けください。 リング繋がりで今回は中指とリングの関係を見てみます。 手それぞれにも象徴する意味があるとされ、カトリック教会では右手は「権力と権威」、左手は「服従と信頼」を表すとされています。 前者は”外的な事”、後者は”内的な事を象徴する、と言えます。 中指は5本指のちょうど真ん中なので、そのリングは「ミドルフィンガーリング」と呼ばれます。 「直感」や「ひらめき」の象徴とされ、人生や未来に対しての予見、これからの生き方に関わる事を意味するので、仕事や勝負事に適していると言われています。 総合すると、 右手の中指は、直感や霊感など精神的な部分を担うので、直感のまま行動したり現実的な行動力が欲しいときに効果的とされています。ギリシャ神話の守護神サトゥルヌスと関わりがあり、悪い出来事を止める力などがあるとされているので、お守りリングを着けるのに最適だそう。 左手の中指は、インスピレーションを高め、協調性をもたらす指。 友達や家族、また仕事に関係する人達と、より良いコミニュケーションを望む人に最適とされます。 永い時代の間に様々な要素が加わって神秘的な意味合いをはらんでいるリング。 文明が進んで装飾品としての役割がメインになっても、精神的な部分はなくならず発展してきました。 非科学的であろうと、理由をもって身に着け、信じられたら思いは叶うのではないかと思えてきます。 信じてやった者勝ち。 #Life #リング
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